最近では、母乳育児を推奨している産院も多く、熱心に母乳指導を受けるママも多いですよね。
実に全体の93%が母乳育児を頑張りたいと思っています。(参考:平成27年度乳幼児栄養調査結果)
ただ、母乳足りているのかな…と心配になることもありませんか?
そこで今回は、自宅でも簡単にできる母乳を増やす方法についてまとめました。
- 母乳を増やす方法が知りたい
- 母乳不足を見極めるには?
母乳不足に悩んでいるママには、授乳期用のハーブティーを飲む方法もあります。
全国660超の産院や助産院での採用されており、産後のママが安心して飲めるハーブティーです。
おすすめはホットで。血行が促進され母乳の出がよくなります。
\初回限定300円オフ/

産後すぐから母乳が出るわけではない

母乳が安定するのは生後1ヵ月程度から
出産するとすぐに母乳が出るものだと思っていませんか?私も母乳は勝手に出るものだと思っていました。
しかし、母乳量が安定するのは生後1ヵ月たったころからと言われています。
それまでは、赤ちゃんによくおっぱいを吸わせて母乳が出やすい環境を作ることが大切です。
また、母乳はママの血液なので食べたものがそのまま反映されます。バランスの良い食事を心がけたいですね。
とはいえ、いくら頑張っても母乳量が足りない場合もあります。
たくさん飲みたい赤ちゃんもいるのでどうしても不足してしまうこともありますよね。(まさに私の経験です。)
そんなときは、赤ちゃんからのサインを読み取ることも重要です。
ストレスをためず、無理せず実践していきましょうね!
簡単に実践できる母乳量を増やす4つのプロセス

自宅で簡単に実践できる4つのプロセスを紹介します。
- 頻繁に授乳すること
- バランスの良い食事
- 水分を取る
- 体を温める
頻繁に授乳すること
1日8回以上授乳することで母乳の量を増やすことができる
頻回授乳をすることで、母乳の量を増やすことができます。
母乳は需要と供給で成り立っているので、母乳が足りなくなれば作る、というサイクルでつくっています。
頻繁に授乳することで、母乳を作るサイクルを上げることができますよ。
授乳しても、搾乳しても同様の効果が得られるので、辛い時はさく乳器を使用するのもおすすめです。
母乳量を増やすには、①授乳②ミルクの順番を意識してください。
理由は、ミルクを先に与えてしまうと赤ちゃんはミルクで満足してしまい、授乳しなくなるからです。
授乳しても、ミルクを欲しがったら与えるようにしましょう。
授乳は、ママとの信頼関係を築き赤ちゃんが安心する行為なので、母乳が出ないから…とネガティブにならず頻繁にしてみましょうね。
バランスの良い食事
特定の食べ物によって、母乳量が飛躍的に上がるというデータはありません。
しかし、ママが健康的な生活をすることで母乳量を安定させることができます。
授乳中は、野菜中心の和食などの栄養バランスが取れている食事を心がけます。レンコンやニンジンなどの根菜類は体を温める効果もあるので、スープなどにするのがおすすめです。
また、高カロリー・高脂肪なケーキなどは、母乳を詰まらせる原因にもなるので、ほどほどにしましょうね。(無理しない程度で)
母乳は血液なので、鉄分を意識してとると良いですよ。
水分を取る
母乳の80~90%は水分です。授乳中はとにかく水分を取ることが大切です。
ちなみに、授乳期の水分量の目安は2,000~2,500ℓ以上と言われています。
一気に摂取するのではなく、こまめに飲むようにしてくださいね。
2ℓ以上の水分を毎日補給するために、私の実践した方法を紹介します。
- 2ℓのペットボトルを用意
- ペットボトルに水を注ぎ、常温でおいておく
- そのペットボトルから水を飲み、1日の目安にする
お水は常温が好ましいです。常温のお水は、たくさんの量が飲むことができ、体を冷やすこともありません。
また、2ℓのペットボトルは、500ml×4本やメモリ付のボトルで代用しても良いですね。
水分を意識して摂取することで、便通がよくなり、お肌の調子も良くなります。
母乳以外にもママに嬉しい効果はあるので、授乳が終わっても水分を取るように心がけたいですよね。
体を温める

母乳は血液なので、血のめぐりが悪いと母乳が出にくくなります。
体を温めることで、血行が促進され、母乳の出が良くなりますよ。
体を温める方法を以下にまとめました。
- ホットドリンクを飲む
- 入浴・フットバス
- 根菜類を取る
- 靴下を履く
ホットドリンクはノンカフェインのハーブティーがおすすめです。
また、入浴する方法もありますが、産後すぐはできないのでフットバスなどで足首を温めましょう。
しっかり衣服を着こみ体を冷やさないように意識して下さいね。
母乳が足りないときの赤ちゃんのサイン

いくら意識していても、赤ちゃんによって飲む量が違うので足りない場合もあります。
実際に私も第一子のとき、母乳育児を熱心にしていなかったため、母乳が足りず子供の体重がまったく増えなかった経験があります。
当時、産後でメンタルもやられていたため、毎日泣いていました。
しかし、この経験のおかげで第二子では母乳育児を意識し、母乳のみで体重を増やすことができました。
では、母乳が足りないときの赤ちゃんのサインについて紹介します。
- 頻繁に母乳を欲しがる
- 排泄回数が少ない
- 体重が増えない
- 睡眠が浅い
このすべてが当てはまれば、母乳が足りないのではないかと判断できます。(私の場合は、すべて当てはまりました)
とくに赤ちゃんの体重が増加しない場合は、母乳が足りてない、またはしっかり栄養が取れていないと判断する目安になります。
授乳前に体重をはかり、授乳後に再度はかり、差し引くことでどの程度母乳を飲んだのか調べることができますよ。
また以下に1回の授乳量の目安を記載したので、参考にしてくださいね。
生後1日目 | 20ml |
生後2日目 | 30ml |
生後3日目 | 40ml |
生後4日目 | 50ml |
生後5日目 | 60ml |
生後6日目 | 70ml |
生後7日目 | 80ml |
ストレスをためないことが母乳育児への近道

初めての母乳育児は、なかなかうまくいかないですよね。
授乳がストレスになり、母乳が増えない悪循環になる可能性もあります。
私も母乳育児にはものすごく悩み、ミルクを与えるのが申し訳ないとさえ感じていました。
しかし、赤ちゃんが成長するためには十分な哺乳量が必要です。
母乳だろうが、ミルクだろうが、ママの愛情は変わらないですよね。
もし、母乳が足りないと感じたら、ミルクを与えるのも一つの方法です。
また、母乳育児で困ったことがあれば、出産した産院に問い合わせてみるのもおすすめですよ。
まとめ
今回は簡単に実践できる母乳量を増やす方法について紹介しました。母乳量を増やすには以下の4つを参考にして下さいね。
- 頻繁に授乳すること
- バランスの良い食事
- 水分を取る
- 体を温める
母乳育児って本当に大変です。
3時間おきに授乳する必要があるので、ママも心身ともにボロボロですよね。
授乳しても赤ちゃんが寝なくて、抱っこしたままソファで寝落ちした苦い経験を思い出します。
でも、おっぱいを飲む期間はほんのわずかなのですよね。
ストレスをためず、無理しないでこの時間を楽しみましょう。
この記事が参考になれば、嬉しいです。ありがとうございました。
