初めての赤ちゃんのお世話は、何が正しいのわからず不安に感じることも多いですよね。
母乳=良いものと思い、無理に母乳育児を頑張ろうと思っているママもいるのでは?
もちろん、母乳には赤ちゃんに必要な栄養素がたくさん詰まっています。ただ、無理して母乳育児にこだわる必要はあるのでしょうか。
そこでこの記事では、母乳育児のデメリットに焦点を当てて解説します。
- 母乳育児のデメリット
- 母乳育児を軌道に乗せる方法

全体の93%のママは、母乳育児を頑張りたいと思っている

平成27年度乳幼児栄養調査結果によると、全体の93%は母乳で育てたいと思っています。
母乳は、毎日の授乳方法やママの食生活で母乳の量を増やすことができます。生後1ヵ月程度で軌道に乗せることができますよ!
ただ、母乳育児にこだわりすぎることでママのストレスが溜まるのも確か。
育児は無理しないのが一番なので、完全母乳にこだわらず、適度にペースダウンするのもおすすめです。
ミルクとの併用も視野に、是非母乳育児を楽しみましょうね。
母乳育児のデメリット

では、母乳育児をすることでどんなデメリットがあるのか、以下にまとめました。
- 母乳をどれくらい飲んでいるのかわからない
- 赤ちゃんの体重が増えづらい場合もある
- 赤ちゃんを他人に預けることができない
- ママの食生活に制限がある
- 乳頭に痛みを感じる
母乳のみで育児をしていると、本当に母乳が足りているのか?と不安になりますよね。
私も1ヵ月検診まで心配で仕方ありませんでした。
解決法として、母乳を飲む前に体重をはかり、授乳後にもう一度体重をはかることで、どのくらい飲んだかを判断することができます。
また、母乳は腹持ちが悪いので頻繁に授乳する必要があります。ママの行動範囲が限られていることもデメリットですよね。
美容院や病院に気軽に行けないのでストレスが溜まることも多いです。
母乳育児にこだわらず、適度にミルクを利用することで解消することができますよ。
母乳育児のメリット

続いて、母乳育児のメリットを紹介します。
- 赤ちゃんと信頼関係が築ける
- 乳幼児突然死症候群を予防
- 母乳には免疫細胞がある
- ミルク代がかからない
- 産後の回復が早くなる
- 産後ダイエットになる
授乳することで赤ちゃんは安心し、ママとの信頼関係が築けるとも言われています。
また、乳幼児突然死症候群の予防には母乳が良いというデータもあります。
乳幼児突然死症候群(SIDS)とは、睡眠中に赤ちゃんが死亡する病気のこと。原因不明で治療方法もまだわかっていない。
SIDSを予防するためには、以下の3つのポイントを守ることで発症する可能性が低くなるというデータがある。
- 禁煙
- 母乳育児
- 寝かせるときは仰向け
<参考:厚生労働省>
母乳はミルク代がかからないので、とても経済的です。母乳育児をすることで、子宮が収縮し、産後の回復が早くなる他、ダイエットにもなります。
母乳育児は、赤ちゃん・ママともにたくさんのメリットがありますね。
母乳育児を軌道に乗せるには?

母乳育児を軌道に乗せるために、まず大切なことは頻繁授乳です。
頻繁に授乳することで母乳の出が良くなり、生後1ヵ月~3ヵ月程度で軌道に乗せることができます。
また、頻繁授乳以外にも母乳量を増やす方法があります。
以下にまとめたので参考にして下さいね。
- バランスの良い食事
- 水分を取る
- 体を温める
ストレスなく健康的な生活を送ることで、母乳量を増やすことができます。
またおすすめなのが、ノンカフェインのハーブティーです。

ホットなら体を温めながら、水分を取ることができます。ママのリラックスタイムにもぴったりです。
母乳の流れをよくするハーブティもあり、私も産院で購入したことがあります。
飲みやすい上にリラックスできるので、一石二鳥ですよ。
無理のない母乳育児をしよう

母乳育児について紹介しましたが、赤ちゃんによっては母乳のみでは足りない可能性もあります。
私のお話すると、母乳を頻回授乳していましたが、1ヵ月検診でまったく体重が増えなかった経験がありました。
そのため、母乳とミルクの混合にシフトすることで、徐々に体重を増やしていきました。
もし、授乳しても子供が泣き止まないときや睡眠が少ないときは、母乳が足りないのでは?と考えてみましょう。
ミルクは母乳に不足しがちなビタミンDを補うことができます。赤ちゃんとの信頼関係やSIDS予防は、母乳の量に関わらず、毎日少しでもおっぱいを吸わせることで解決します。
ママのストレスが溜まらないように、無理せず母乳育児をしていきましょうね。
まとめ
今回は母乳育児のデメリットについて紹介しました。
母乳育児のデメリット・メリットは以下にまとめたので、是非参考にして下さいね。
デメリット | メリット |
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産後すぐから育児が始まるので、ママがゆっくり休める時間を取ることが難しいですよね。
無理せず、適度に休息を取りながら母乳育児を進めていきましょう。
赤ちゃんが母乳を飲む期間はあっという間に過ぎるので、是非母乳育児を楽しんでくださ言いね!
この記事が参考になれば、私の嬉しいです。
