マイホームが完成間近になると、新しい生活にワクワクしますよね。
新しい生活のためにも、マイホームへの引っ越しをスムーズに行う必要があります。
私はマイホーム引き渡し当日まで、かなり忙しく、やりたいことを終えることができませんでした。
引っ越してから、住所変更していないことや郵便物が届かないことが発覚し、慌てて手続きした経験があります。
そこで私の経験を踏まえて、マイホーム引き渡しまでやるべきことを以下にまとめました。
- マイホームの引き渡しが決まったら、何をしたら良いの?
引っ越しと当時の我が家の家族構成は以下の通りです。
- 夫(20代後半)
- 私(20代後半)
- 長男(3歳)
- 長女(生後4か月)
是非、参考にしてくださいね!
マイホーム引き渡し1~3ヵ月前にやるべきこと
まずは、マイホーム引き渡し1~3ヵ月前にやるべきことを一覧で紹介します。
- 引っ越し業者の選定
- 不用品の処分・売却を選定
- 荷造り準備
- 現在住んでいる賃貸の退去手続き
- インターネット回線の予約
- 賃貸のライフライン解約手続き
- 新居の家電・家具の購入
- 子供の転居手続きなど
引っ越し業者の選定
マイホームへ引っ越しするための引っ越し業者を選定します。
業者の選定にはいくつかの会社の価格やプランを比較して検討しましょう。
また、時期によってはキャンセル待ちになる場合もあるので、早めに予約する必要があります。
引っ越し業者の選定には、価格を比較できるサイトもあるので是非おすすめです。
私の場合、マイホームが同じ市内だったこともあり、自分で引っ越しをしました。

家族構成やマイホームの場所にもよるので、自分に合った方法で引っ越しましょうね。
不用品の処分・売却を選定
特に粗大ごみの処分には注意が必要です。
粗大ごみは家庭ごみと違い、簡単に捨てることができません。
粗大ごみとは、ベッドや自転車などの大きなものや電子レンジなどの簡単に処分ができない物の相称。
地域によってはサイズを指定している場合もある。
予約しなければ回収に来なかったり、処分するためにお金を支払う必要もあります。
住んでいる自治体のホームページなどで確認しておきましょう。
粗大ごみであっても、まだ綺麗なものや使えるものは不用品回収に出す方法もあります。
荷造り準備
小さい子供がいる家庭では、早めに荷造りの準備をしておきましょう。
すぐに使用しない季節の家電などは予め梱包しておき、お皿など日常的に使用するものは最後に梱包します。
梱包に使用するものは予め用意しておきましょう。(引っ越し業者が手配してくれる場合もあります。)
現在住んでいる賃貸の退去手続き
現在住んでいる賃貸の退去手続きをします。
基本的には退去日の1ヵ月前までには賃貸会社に報告しましょう。
書面などの手続きは賃貸会社の指示に従います。
インターネット回線の予約
インターネット回線には、専用の車両が自宅に訪れ、電波などを確認してから工事をします。
引き渡し当日にスムーズに設置できるように、引き渡し1~3ヵ月前までには予約しましょうね。
めんどうな工事が不要なポケットWi-Fiを利用する方法もあります。
賃貸のライフライン解約手続き
賃貸のガス・電気・水道などのライフプランの解約手続きをします。
電話やインターネットから解約できるので、手続きは簡単です。
退去日当日かその翌日(退去日に使用する可能性もあるため)に解約できるように手続きします。
マイホームの家具家電の準備
マイホームの家具家電の準備も必要ですよね。
設置場所のサイズをあらかじめ調べておきましょう。
家電の場合、季節によって安く購入できる場合もあります。
また、ネット通販を利用することで、お得にポイントを貯めることもできますよ。


子供の転居手続きなど
子供が幼稚園・小学校などに通っている場合は、学校に引っ越すことを報告します。
手続き方法は学校によって違うので、先生の指示に従いましょうね。
マイホーム引き渡し2週間以内にやるべきこと

マイホームの引き渡しが迫ってきたときにやるべきことは以下の通りです。
- 転出届
- 郵便物転居手続き
- 近所へのあいさつなど
- マイホームのライフライン契約手続き
転出届
手続き場所 | 転出する旧住所の役所・役場 |
---|---|
手続きする人 | 本人・世帯主・本人と同一世帯の人 |
手続き期間 | 引っ越し前後14日間 |
必要なもの |
|
転居先が同一市内の場合は、手続きする必要はありません。
また、もし引っ越し前に転出届ができなかった場合は、転居先の役所で届け出ができます。
他にも郵送で行う方法もありますが、時間がかかるので余裕をもって準備することをおすすめします。
各自治体のホームページからダウンロードが可能です。
郵便物転居手続き
郵便物転居手続きとは、自分宛に届いた旧住所の郵便物を1年間転送できるサービスです。
最寄りの郵便局で旧住所が確認できる身分証明書を持参することで手続きができます。
また、郵便局のホームページからネットで申し込みできるので、やりやすい方法で手続きしましょう。
近所へのあいさつなど
近所にどんな人が住んでいるか知るためにも、あいさつしておくと安心して住むことができますよね。
引っ越し前であれば、「○日に引っ越すので少々うるさくなります。ご迷惑をおかけします。」
引っ越し後であれば、「引っ越してきた○○です。よろしくお願いします。」
マイホームを建築する際に工務店から、あいさつをしている場合もあるので、簡単に済ませても良いでしょう。
近所を訪ねる際には、菓子折りなども忘れずに準備します。
マイホームのライフライン契約手続き
ガス・電気・水道などのライフプランの契約手続きをします。
転居後、すぐ使用できるように引き渡し日を指定して予約します。
引き渡し日に担当者からの説明を受けましょう。
マイホーム引き渡し当日にやるべきこと
マイホーム引き渡し当日は、やるべきことが少ないのですがかなり忙しい1日になります。
当日の動きは以下の通りです。
- 現在住んでいる賃貸の退去立ち合い
- マイホーム引き渡し立ち合い
現在住んでいる賃貸の退去立ち合い
賃貸の退去日当日に賃貸会社のスタッフと最終確認をします。
部屋の汚れや忘れ物なども確認するので、前日までに掃除をしておきましょう。
賃貸会社によっては鍵だけを返却し、後日会社のスタッフのみで最終確認をする場合もあります。
マイホーム引き渡し立ち合い
マイホームの引き渡し当日はかなり忙しいです。
午前中から夕方まで引き渡しの説明があるので、本当に疲れました。
どんな説明があるのかを以下にまとめたので、ご参考までに。
- ライフラインの開通
- キッチンの使用方法
- エアコンの使用方法
- 給湯の使用方法
- インターネット回線の工事
- 換気扇について
- マイホームの維持・管理
- マイホームの点検方法
- 各業者の確認事項
実際に体験したことをざっと紹介しましたが、話を聞くだけなのに疲労感があります。
マイホーム入居後2週間以内にやるべきこと
マイホームに転居して、やっと新生活がスタートしますね。
転居後にやるべきことは以下の通りです。
- 転入届
- マイナンバー住所変更
- 国民年金の住所変更
- 免許証の住所変更
- 車庫証明申請
転入届
手続き場所 | 転居先の役所・役場 |
---|---|
手続きする人 | 本人・世帯主・本人と同一世帯の人 |
手続き期間 | 引っ越し前後14日間 |
必要なもの |
|
転居先が同一市内の場合は、手続きする必要はありません。
また引っ越し前でも、手続きすることができます。
この際に、住民票をもらっておくと後々便利です。
マイナンバー住所変更
手続き場所 | 転居先の役所・役場 |
---|---|
手続きする人 | 本人・同一世帯の人 |
手続き期間 | 引っ越し前後14日間(顔つきのマイナンバーに限り) |
必要なもの |
|
マイナンバー通知カードの住所変更は任意です。
国民年金の住所変更
マイナンバーカードと基礎年金番号が結びついている場合は、原則国民年金の手続きは不要です。
手続き場所 | 転居先の役所・役場 |
---|---|
手続きする人 | 本人 |
手続き期間 | 転居後14日以内 |
必要なもの |
|
免許証の住所変更
手続き場所 | 転居先の警察署・運転免許センター |
---|---|
手続きする人 | 本人 |
手続き期間 | 定めなし |
必要なもの | 新住所が記載されている消印付郵便物など |
手続き期間には明確な定めはありませんが、住所変更をしないと身分証明書として使用できないので早めに変更しておきましょう。
車庫証明申請
手続き場所 | 最寄りの警察署 |
---|---|
手続きする人 | 車の所有者 |
手続き期間 | 住所変更後15日以内 |
必要なもの |
|
料金 | 収入印紙または現金2,500円前後(自治体によって異なる) |
必要な書類は警察署のホームページからダウンロードが可能です。
また、料金は収入印紙または現金で支払います。
自治体によって異なるので、まずは転居先の警察所のホームページで確認しましょう。
マイホーム入居後1ヵ月以内にやるべきこと
最後にマイホームに入居して、落ち着いたころにやるべきことを紹介します。
- 銀行口座の住所変更
- クレジットカードの住所変更
- 避難場所の確認
銀行口座の住所変更
銀行口座の住所変更も、なるべく早めに済ましておきましょう。
ほとんどの銀行は直接窓口で変更するか、オンラインで変更することができます。
では参考までに、ゆうちょ銀行の窓口で変更する際に必要なものを以下にまとめました。
- 通帳・証書・保管書
- 住所移転届書(郵便局で書きます)
- お届け印
- 本人確認書類(新住所が記載)
クレジットカードの住所変更
料金明細や案内が届くよう、住所変更をしておきましょう。
ほとんどのクレジットカードはオンラインで変更が便利です。
避難場所の確認
東日本大震災から10年経過しますが、いつ大きな災害があるかわかりません。
引っ越してきたら、自分の地域の避難場所について必ず把握しておきましょう。
避難場所が市町村のホームページで確認することができます。
まとめ
今回は、マイホーム引き渡しまでやるべきことについてまとめました。
引き渡し日から逆算して、やるべきことをリスト化しましょう。
- マイホーム引き渡し1~3ヵ月前
- マイホーム引き渡し2週間以内
- マイホーム引き渡し当日
- マイホーム入居後2週間以内
- マイホーム入居後1ヵ月以内
マイホームの引き渡しまでは、予想以上に忙しく大変です。
リスト化してスムーズに準備できるようにしましょうね。
この記事が参考になれば、私も嬉しいです!