この記事では、自宅で簡単にできる農薬の落とし方について解説します。
- 流水で流す
- 皮をむく
- 下茹でする
- 専用洗剤で洗う
- 食用重曹を使用する
- 酢水につける

野菜の農薬を簡単に落とす6つの方法
どんな野菜でも、無農薬ではない限り農薬を使用しています。
毎日の食卓に野菜を安定して届けるためには、農薬は不可欠。
一年を通して、おいしい野菜を安価で購入できるのも農薬のおかげですよね。
しかし、日本の野菜は安全性が高いとは言え、生で食べるとき農薬が残っていないか心配になるのも本音ではないですか?
農薬は、家庭でも簡単に落とせるので安心して食べることができます。
- 流水で流す
- 皮をむく
- 下茹でする
- 専用洗剤で洗う
- 食用重曹を使用する
- 酢水につける
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外側の葉や皮をむく
キャベツ・白菜・レタスなどの葉が重なり合っている野菜におすすめなのが、一番外側の葉や皮をむいてから利用する方法です。
農薬が特に残りやすい外側の葉や皮を1枚~2枚はがしてから使用することで、農薬を大幅に落とすことができます。
梱包されずに販売されていることも多い野菜なので、衛生的にもむいてから使用するのが良いでしょう。
流水で流す
簡単で最も効果があるのが流水で流す方法です。
流水で30秒ほど流すとより効果的。
日本で使用されている農薬はほとんど水溶性なので、流水で落とすことができます。
過去にアメリカ・コネチカット州で実施された実験では、野菜を流水で流す方法と専用洗剤で洗う方法の残留農薬の違いを検証しました。
結果、どちらも同様の数値で農薬が落ちることがわかっています。
この実験では、水溶性の農薬ではなくても水の勢いで農薬が落ちることがわかっているので、流水で流すことが大切です。
下ゆでする
野菜を調理して使用するなら、ゆでこぼしがおすすめ。
ゆでこぼしとは、水から野菜を鍋にいれ、沸騰して2~3分後に取り出す方法です。
農薬は熱に弱いので、加熱することで農薬を落とすことができます。
ゆでこぼしをする際は、使用した水に農薬が溶け込んでいるので必ず捨てましょう。
ただ、ゆでこばしは加熱することによって栄養素が流れ出る場合もあります。
野菜の調理方法によって、農薬の落とし方を変えると効果的です。
専用洗剤で洗う
市販で販売されている、野菜専用の洗剤で洗い流す方法もあります。
野菜専用洗剤は、赤ちゃんが食べるものにも利用できる商品もあるので自分のお好みで選びましょう。
ただ、洗剤を使用したからといって農薬が格段に落ちるわけではないようです。
前述したように、流水で流した時と同じくらいの効果なので、洗剤を使用することに苦手意識がない人にはおすすめできます。
食用重曹を使用する
食用重曹を使用して、農薬を落とすことができます。
重要を使用する場合、野菜が収まるくらいのボウルに水を張り、おおよそ小さじ2程度の重曹で漬け込みます。
30秒~1分漬け込むのが良いでしょう。
重曹は調理にも利用できるうえ、少量なら人体に問題はありません。
重曹はパンケーキやワッフルなどのお菓子作りにも使用しているので、普段の生活でも馴染みがある調味料ですよね。
自宅に重曹を常備している人は、試してみるのもおすすめです。
酢水につける
野菜を酢水につける方法も効果的です。
酢水を作る場合、水2:酢1の割合で薄めて使用し、最後流水で流します。
酢には殺菌効果や防腐効果があるので、農薬を落とすのに最適です。
酢水を使用した代表的な料理がしめ鯖です。
生ものでも使用できるので安心ですね。
ただ、酢には独特な風味があることから食材に残りやすい調味料です。
料理によって使い分けましょう。
【野菜別】おすすめの農薬の落とし方
家庭では様々な野菜を使用するので、野菜別に適した農薬の落とし方を紹介します。
お子様の離乳食などにも出番が多い野菜を抜粋しました。
- いちご
- ほうれん草
- もやし
- ブロッコリー
- ニンジン
- キャベツ・白菜
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いちご
いちごは流水で30秒以上流します。
ざるにいちごを入れ、流水で流すと水切りも簡単です。
ほうれん草
葉物野菜は時に農薬を多く使用しています。
水を張ったボウルにほうれん草を付けて、流水で5分ほど流す方法がおすすめ。
調理して使用するなら、ゆでこぼしをすると安心です。
もやし
もやしのひげの部分には農薬が付着することもあるので、水を張ったボウルにつけておきましょう。
水につけておくことでシャッキっとした触感になります。
ブロッコリー
ブロッコリーは緑の花の部分を食べるので、農薬に関して過度に心配する必要はありません。
しかし、虫や汚れが付着していることがあるので水いましょう。
水を張ったボウルにブロッコリーの花の部分が下になるようにつけます。
その状態で左右に揺らし、内部の汚れをおとしましょう。
カットした後も、水につけておくと効果的です。
ゆでこぼしの際は少量の塩を入れてお湯でゆでると、鮮やかな色を保つことができます。
ニンジン
泥のついたニンジンはたわしで落としてから使用します。
皮をむくことで、ほとんどの農薬を落とすことができますよ。
キャベツ・白菜
キャベツや白菜は外側の葉を取ってから使用しましょう。
サラダにするなら、葉を一枚ずつ水で流すと安心です。
カットしてから、洗い流してもいいですね。
農薬が残りやすい野菜・果物とは?

日本で販売されているすべての野菜・果物は、農薬の基準を下回っています。
そこまで、過度に心配する必要はありません。
ただ、食材によって残った農薬の量に違いがあるのも事実です。
アメリカのEWGが発表している2020年最新版のワーストランキングのワースト10を確認してみましょう。
- イチゴ
- ほうれん草
- ケール
- ネクタリン
- りんご
- ぶどう
- 桃
- さくらんぼ
- 洋ナシ
- トマト
ケーキの定番フルーツであるいちごは、5年連続ワースト1を記録しています。
いちごの他にケール・ほうれん草もこのランキングの常連ですが、虫食いが多い野菜や果物は農薬の使用率が高いといえますね。
自宅で農薬を落として、おいしく味わいましょう。
有機野菜ならより安心して食べることができます

どんな食材でも農薬を使用していることには変わりはありませんが、より安心・安全を食べたいなら有機野菜がおすすめです。

オイシックスでは、通常価格の半額で有機野菜をお試しできます。
有機野菜の他にも人気のミールキットもお試しできるので、控えめに言ってもスーパーで購入するよりも安いです。
過去に執筆した、お試しセットのレビュー記事も参考にしてみてください。

期間限定でお試しセットの内容が変わるのでお早めにお試しくださいね。
まとめ
この記事では農薬の落とし方について紹介しました。
- 流水で流す
- 皮をむく
- 下茹でする
- 専用洗剤で洗う
- 食用重曹を使用する
- 酢水につける
簡単な方法なので、是非家庭でもお試しください。
旬の野菜を食べて、子供の食のバリエーションを増やしましょうね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が参考になれば、私も嬉しいです。
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